2012年6月2日土曜日

西荻茶散歩(チャサンポー)

6月最初の土曜日、西荻窪で開催されている「茶散歩(チャサンポー)」に行ってきた。     
http://chasampo.com/



チャサンポーとは、西荻界隈84の店舗がお茶のサービスやさまざまな特典を提供して、多くの人に西荻窪の魅力を知ってもらう、という趣旨のイベントだそうだ。

曇り空で、風が涼しく、着物でお散歩するにはちょうど好いお天気だった。
(今日は叔母から譲り受けた薄手の単衣紬を対丈で着て、献上柄の帯でまとめた。今年はなるべく服を買わずに、手持ちの着物を着倒すことに決めたのだ。)


盛林堂書房では、倉敷の蟲文庫や林哲夫さんhttp://sumus.exblog.jp/たちが1店舗1段で参加する「ミニミニ古本市」が開催されていた。

店主・田中美穂さんの著作『わたしの小さな古本屋』で蟲文庫の存在を知って以来、カリガリ博士の書斎のような不気味チックな店の佇まいに惹かれて、蟲文庫にはいつか行ってみたいと思っていたのでちょうどよかった。

盛林堂店頭の100円均一コーナーには豪華な画集や函入りの文芸書なども並んでいて、かなりの大盤振る舞い(?)。 チャサンポーにかける店主の意気込みとこだわりが伝わってくる! 
(藤島武ニの画集を買っておくべきだったと、激しく後悔。)


雑貨店や古書店、ギャラリーなどをぶらぶらとひやかしながら散策。
骨の本数の多い蛇目風の和傘を見つけて、着物に合いそうなので買い求めた。

……が、かなり重くて、大きい。
さした時に、人の迷惑にならなければいいが。


そうこうしているうちに、たどり着いたのが、一欅庵(いっきょあん)。

一欅庵の表構

一欅庵は昭和8年に建てられた登録有形文化財の建物で、この日は、和民具や和小物の展示、書道点などが開催され、茶室では有料で呈茶のサービスもおこなわれていた。



廊下から見た茶室


この茶室では、お茶のお稽古もおこなわれているらしい。
また、お茶が習いたくなった……。


緑生い茂るお庭のつくばい



昭和の時代から時が止まったようなセピア色の子供部屋




アールデコのステンドグラスの窓



この家を建てた辻太一の書斎







こういう古い素敵な建物が残っていてくれて、ほんとうに嬉しい!

経年による劣化もさることながら、去年の震災時には壁の亀裂や剥落があったそうだ。
(HPより、http://www.leia.biz/atelier/atelier_syuri.html
建物の修復・維持に努めておられるオーナーご家族には頭が下がる。



西荻には個性豊かな店主が経営するユニークなお店がたくさんあるので、興味がある方はぜひ足を運んでみてください。
(夢ねこもこの町が好きになりそうです。)