かいやぐらの夢
われ月明の砂丘にまろびて蜃気楼を観たり、 楼上に一女仙ありて われにくさぐさの恠しき物語などしけり
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2019年10月5日土曜日
木ノ下歌舞伎オープンラボ 第三期『道成寺』編
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2019年10月5日(土)京都芸術劇場春秋座ロビー 春秋座も木ノ下歌舞伎もはじめて。木ノ下裕一さんにはかねてから興味があったので、よい機会だった。木ノ下さん、40代くらいかと思ったら、まだ30代。なのに、昔の映画やサブカルチャーのことに詳しいところはさすが。頭の回転の速く、古...
2012年6月3日日曜日
NHK短歌佳作 ~短歌セラピー4~
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いつかまた戻ってみたい屋根裏の ドアから過去へ、あの異次元へ 子どものころから繰り返し見る夢がある。 自宅(何の変哲もない普通の住宅)の押し入れやクローゼットの中、天袋...
NHK短歌佳作 ~短歌セラピー3~
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いまはもうなにも思わずただ生きて時間薬を飲んで待つだけ 時の流れは残酷だけど、最大の癒しでもある。 この歌は、佐伯裕子先生に佳作として選んでいただきました。 題は、「間」。 「NHK短歌」2012年1月号掲載。 ありがとうございました。 ...
NHK短歌佳作 ~短歌セラピー2~
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脳といふ入れ子の迷宮さまよへり アリアドネの糸手繰りたれども ほんとうは、もっと自由になれるはずなのに、自由になれない束縛感、息苦しさ。 縛っているのは、だれ? 呪縛の根源は、なに? それは自分。 自分の思い、感情、願望、思考……。 脳! 自己意...
2012年4月30日月曜日
東北の春
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GWの前半(4月29日)、桜の見ごろを迎えた東北は、花見客でにぎわっていた。 多賀城政庁跡の桜 ほんとうに自然のパワーは凄い。 喜びも、悲しみも、いろんなものを与えてくれる。 東北鎮護・奥州一宮「塩竈神社」 満開の桜 宝物を運...
被災地へ
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GWの初日、東京在住のわたしの家族は、大阪在住の親族たち(総勢8人)とともに、宮城県南部に住む伯父(父の兄)宅を訪れた。 (大阪の親族とは、仙台で合流。) 何もかも、すべて津波に流されて、原野のような荒涼とした風景が広がる 塩害のため草木も生えない 去年の震災...
2012年4月22日日曜日
ボストン美術館展〈プロローグ コレクションのはじまり〉
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「ボストン美術館 日本美術の至宝」展は、東京国立博物館140周年記念展だけに、主役級の名品ばかりが一堂にそろった超豪華キャストの展覧会だった。 第Ⅰ部〈プロローグ コレクションのはじまり〉 文明開化後、西洋化が推奨され、日本文化が軽視されていたなか、日本の美術を高く評価...
ボストン美術館展〈仏のかたち 神のすがた〉
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東京国立博物館「ボストン美術館 日本美術の至宝」展第Ⅱ部は〈仏のかたち 神のすがた〉。 ここは海を渡った仏画や仏像、春日曼荼羅などを紹介するコーナーだった。 5 《法華堂根本曼荼羅図》 8世紀、奈良時代 東大寺法華堂に伝来。日本のみならず東洋美術史的にも重要な作品で、日...
ボストン美術館展《吉備大臣入唐絵巻》
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「ボストン美術館 日本美術の至宝」展第Ⅲ部は〈海を渡った二大絵巻〉。 《吉備大臣入唐絵巻》と、《平治物語絵巻》の「三条殿焼討巻」が展示されていた。 26 《吉備大臣入唐絵巻》 12世紀後半、平安時代 《吉備大臣入唐絵巻》は、平安時代末期に後白河法皇の発意で制作されたと...
ボストン美術館展《平治物語絵巻》
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27 《平治物語絵巻》「三条殿焼討巻」 13世紀後半、鎌倉時代 平安末期(1159年)に起きた平治の乱の100年後に制作された《平治物語絵巻》は、本来は15巻にもおよぶ大作だったが、現在は「三条殿焼討巻」(ボストン美術館所蔵)、「六波羅行幸巻」(東京国立博物館所蔵)、「信西巻...
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