かいやぐらの夢
われ月明の砂丘にまろびて蜃気楼を観たり、 楼上に一女仙ありて われにくさぐさの恠しき物語などしけり
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2011年3月29日火曜日
贖罪と無力感
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悲しみ、憤り、絶望、どうしようもない無力感。 毎日、毎日、さまざまな感情が押し寄せてくる。 年収の何割かを被災地に送った。 文字通り、貧者の一灯。 これが、いまの夢ねこにできる精一杯のことだ。 地震と津波は、人為では如何ともしがたい天災だったけれど、いま起きている ...
2011年3月28日月曜日
ドグラ・マグラ
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いよいよ、カウントダウンに入ったのかもしれない。 人類がいまだかつて経験したことがないほどの恐ろしい事態が進行しつつある。 それなのに、為政者も学者も「安全だ」、「大丈夫だ」と事も無げに言い放ち、 テレビでは能天気なバラエティー番組が流れつづけ、 平穏な日常が継続され...
2011年3月17日木曜日
パラレルワールド
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一週間が経った。 大きな振動とともに、次元がぐにゃりと歪んで、パラレルワールドに迷い込んだ 気分だ。 表向きは平静を保っているけれど、身体は正直である。 あれからずっと目眩がして、余震で揺れているのか、ただの幻覚(幻震)なのかわからなくなるときがある。 ずっと...
2011年3月13日日曜日
Heartbreaking Grief
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本当に痛ましい光景だ。 胸が張り裂けそうになる。 家をなくし、家族をなくした人々の姿に、涙が止まらない。 救援部隊の人員もヘリコプターも圧倒的に足りない。 テレビ画面に映っている人々を救出できない、支援できない状態。 孤立した集落が多数存在...
2011年3月12日土曜日
Noah's Ark
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昨日、出かける予定があったので浴室で髪を洗っていたら、突然グラッときた。 尋常じゃないほど激しく長い長い揺れ。 この体勢では逃げるに逃げられないので、急いで髪を流して、服を着て、テレビをつけた。 棚から本や辞書が落ち...
2010年12月18日土曜日
あなたがどこにいようとも
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私は窓から身をのり出して、 雲ひとつない夜空とそこに浮かぶ月の暈を見上げていた。 すべてはそこにあった。すべては宙に浮かんだまま。 雨も、霰も、火も、石も、そして神がいるならば、その御心も。 恒星も、惑星も、彗星も、私たちの運命も。 すべては宙ぶ...
2010年12月9日木曜日
首が飛んでも動いてみせるわ
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某歌舞伎役者さんが、「反省が足りない」とボコボコに叩かれているけれど、 いいんじゃないかな、そんなに殊勝にならなくても。 歌舞伎なんて今でこそ高尚な伝統芸能として祭り上げられているけれど、本来はもっと血みどろで、極彩色の地獄絵図や濡れ場が登場するエログロの世界。 そう...
2010年11月13日土曜日
シネマアフリカ・オープニングナイト in 椿山荘
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12日金曜日の夜、急ぎの仕事がひとつ終わったので、息抜きを兼ねて 「シネマアフリカ2010」のオープニングナイトに行ってきました。 ライトアップされた庭園 これは、本日13日から東京国立近代美術館フィルムセンターで開かれる アフリカ映画祭のオープニングセレモ...
2010年11月10日水曜日
初めてのお茶事(のお稽古)
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もう三週間ほど前になりますが、先月、玉川上水の近くの茶寮で お茶事のお稽古がありました。 この日はあいにくの雨だったので、たたき染めのポリの小紋で参加。 雨に濡れた露地。 この茶寮は昼間はお茶のお稽古にも使われているお店で...
2010年10月13日水曜日
東京大茶会@江戸東京たてもの園
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体育の日、江戸東京たてもの園で開催された東京大茶会に行ってきました。 まずは伊達家の門前で開かれた野点席へ。 「無一物」の短冊。お花は数珠珊瑚、藤袴。 「(本来)無一物」は、六祖慧能の詩偈「菩提、本と樹無し、明鏡も亦、台に非づ本来無一物 何れの処...
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