かいやぐらの夢
われ月明の砂丘にまろびて蜃気楼を観たり、 楼上に一女仙ありて われにくさぐさの恠しき物語などしけり
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2011年8月15日月曜日
終戦の日に
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今年の終戦の日と原爆の日には、これまでになく、いろいろなことを考えさせられた。 開戦の道のりや大本営発表、恐るべき楽観主義など、原発事故と重なる部分が多いからだ。 言葉は無力かどうかは分らないけれど、いまの自分にはこの気持...
2011年7月10日日曜日
東京国立近代美術館・日本画の名品
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近代美術館の常設展では四季に合わせた作品が展示されています。 特に日本画は季節感豊かなので、夏の涼をひととき楽しむことができました。 上村松園《新蛍》1944 涼やかな青磁色の着物に赤い献上柄の博多帯。 夏らしい青灰色を基調としつつ、唇の紅...
東京国立近代美術館・常設展のパウル・クレー
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美術館の収蔵作品展には、企画展に合わせてパウル・クレーの作品群も展示されていました。 小さな秋の風景(1920)油彩 秋色に染まった可愛らしい作品。 四角い石畳に、木の実や枯葉が隠れているようなイメージです。 破壊と希望(191...
パウル・クレー ~ おわらないアトリエ
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Art in the Making 1883-1940 金曜日の午後、東京国立近代美術館で開催されているパウル・クレー展に 行ってきた。 バウハウス・ヴァイマールのアトリエ(1926) 今回の企画展は、「制作過程そのものが作品」と述べたクレーの技法や制作...
2011年7月9日土曜日
東北を思う ~松本竣介作品に出会う
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東京国立近代美術館の所蔵作品展では、東北にゆかりのある作品が展示されていた。 松本竣介《並木道》1943 宮城県立美術館所蔵の洲之内コレクションの一枚として松本竣介の《白い建物》が、日曜美術館で紹介されていて、松本竣介の絵を見たいと思...
2011年6月25日土曜日
ムットーニ ワールドへ ~ 八王子市夢美術館
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「そもそも私の根底にあるのは、濃密な閉ざされた世界を垣間見ること。 そしてそこに神秘の領域と、永遠の迷宮と化したイメージの永久運動機を 見出すこと……?」 ...
2011年6月4日土曜日
被曝の森はいま ~ チェルノブイリ25年
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チェルノブイリ原発事故から25年。 原発周辺の生態系の研究が進み、動植物への放射線の影響がしだいにわかってきました。 その研究成果をまとめたのが、NHKで放送された『被曝の森はいま』です。 http://www.youtube.com/...
2011年6月3日金曜日
シャガールの故郷と原発被災地
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福島の原発事故を思うと、なぜかシャガールの《私と村》を思い出します。 シャガール《私と村》 福島で酪農が盛んだからでしょうか。 それとも、シャガールの故郷ベラルーシがチェルノブイリの被災地でもあるからでしょ...
2011年5月25日水曜日
フェルメール《地理学者》とオランダ・フランドル絵画展
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先週の水曜日、Bunkamura ザ・ミュージアムで開催されていたフェルメール展に出かけた。 会期終了間近だけあって、平日にもかかわらず館内は混み合っていた。 第Ⅰ部は〈歴史画と寓意画〉。 ルーラント・サーフェレイの《音楽で動物を魅了するオルフェウス》やヤン・...
フェルメール《地理学者》のモデルは?
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第Ⅲ部は、いかにもオランダ・フランドル絵画らしい〈風俗画と室内画〉。 17世紀オランダで人気を博した絵のジャンル「手紙画」として、ここではヘラルト・テル・ボルフの《ワイングラスを持つ婦人》が紹介されていた。 テル・ボルフはワインを飲む女性や、手紙を書く女性、手紙を書きな...
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