かいやぐらの夢
われ月明の砂丘にまろびて蜃気楼を観たり、 楼上に一女仙ありて われにくさぐさの恠しき物語などしけり
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2011年8月27日土曜日
東博常設展 ~仏像~
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不動明王(木造・平安時代) 常設展は夏休みでも空いている穴場。 ゆっくりと見てまわることができた。 この不動明王は平安時代(11世紀)のものだけれど、鎌倉時代のものかと思うほど、写実的で気力がみなぎっている。 新時代の到来を予感させる迫力のある作品だった。 ...
東博常設展 ~絵画~
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吉田博《精華》(1909) 風景画家の吉田博が描いた神話的な油彩画。 男たちを獣に変えたというギリシャ神話の魔女メディア、あるいは泉鏡花の『高野聖』を思わせる作品だ。 満谷国四郎《二階》(1910) 背景の木々のタッチがセザンヌっぽい。...
東博常設展 ~工芸~
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垣秋草蒔絵歌書箱(江戸時代) 蒔絵と和歌は切っても切れない関係であり、この歌書箱は古今和歌集の冊子を収めるためのもの。 古今集は聖典のように大切に読み継がれてきたのだと改めて実感。 重文・塩山蒔絵硯箱(室町時代) 絵柄と文字を組み合わせて一...
東博表慶館
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表慶館内部。ここは建物自体が芸術品。 明治42年築の外観 アールヌーヴォー様式を取り入れた優美な階段 ここはアジアンギャラリーになっていて、信じられないくらいガラガラ。 ほとんど二人...
2011年8月15日月曜日
玉堂美術館
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もつれつつ戀する蝶のくるほしく山峡ふかく落ちてゆくなり 偶庵 レトロな御嶽駅 電車は1時間に数本 御盆休みの週末、人ごみを避けて青梅の玉堂美術館へ。 駅を降りると(御嶽駅に降り立ったのは初...
終戦の日に
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今年の終戦の日と原爆の日には、これまでになく、いろいろなことを考えさせられた。 開戦の道のりや大本営発表、恐るべき楽観主義など、原発事故と重なる部分が多いからだ。 言葉は無力かどうかは分らないけれど、いまの自分にはこの気持...
2011年7月10日日曜日
東京国立近代美術館・日本画の名品
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近代美術館の常設展では四季に合わせた作品が展示されています。 特に日本画は季節感豊かなので、夏の涼をひととき楽しむことができました。 上村松園《新蛍》1944 涼やかな青磁色の着物に赤い献上柄の博多帯。 夏らしい青灰色を基調としつつ、唇の紅...
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