2010年10月13日水曜日

東京大茶会番外編:茶席の二階に刀傷?

高橋是清邸1階で開かれた茶会が終わり、2階なども見学しました。

   ここで、日本の(そして世界の)歴史が大きく変わった事件が起きました。

         刀傷ではないかと言われている柱の傷。 
         実際には銃弾を浴びた上で、軍刀で肩を斬りつけられたという。


お孫さんを膝に抱いてやさしく微笑む写真。 せつなくて、涙が出そうになる。
彼が今の日本に生きていたら、どんな政治を、どんな金融政策おこなっていたのだろう……。


           高橋是清の一行書「不忘無(無を忘れず)」
 

    ちょっとわかりにくいですが、ゆがみのあるレトロなガラス窓。
    メンテナンスは大変そうだけれど、味わい深い。


ここから是清邸を出て、たてもの園内を散策。

まずは、三井八郎右衞門邸。

             エキゾチックな支那趣味の部屋。金ぴか。 


                 禅寺っぽい花頭窓。


                金箔の襖絵や額絵など。



      東ゾーンに移動。小間物屋(化粧品屋)だった村上精華堂。


    
      火鉢や卓袱台、階段下の古い金庫。こんなところに住んでみたい。


            神田須田町にあった武居三省堂(文具店)。


         大正時代に建てられた川野商店(和傘問屋)。


  和傘問屋の店内。大きな神棚があって、襖を開ければ奥まで続いていて、
  ここにも住んでみたい!  

   
   こちらは小寺醤油店の店内。味噌や醤油のほかにお酒も売っていたので、
   神棚も立派(お酒と神様は切っても切れない)。



     『千と千尋の神隠し』のモデルになったとされる有名な子宝の湯。


             昭和の下町っぽい路地裏。



      ミュージアムショップには、可愛い和小物がいっぱい!



              秋柄のてぬぐい。



        招き猫、かわいすぎ! 色によってご利益が違うのだそう。

    
   キューピーのコーナーも。 たくさんすぎて、ちょっとコワイ……?