2011年4月10日日曜日

都知事選と反原発Day

花曇りの日曜日、都知事選へ。
            


何かを変えるきっかけになればいいと思ったのだが、このブログを書いている時点で、テレビから「石原(筋金入りの原発推進派)当確」の報道が……。
福井県知事も、「もんじゅ」「原発」推進派の現職が圧勝とのこと。
これほどの惨事になっても変わらない日本って、最悪だ。

それにしても、「もんじゅ」とか「ふげん」とか、原子炉に菩薩の名前を使うなんて冒瀆的で欺瞞的。
(インドも「Smiling Buddha(微笑みの仏陀)」という罰あたりなコードネームを核実験につけている。)

今日は高円寺や芝公園をはじめ、名古屋や鎌倉、富山、広島、熊本や沖縄まで、日本各地で反原発デモがおこなわれた。
ここで日本が変わらなければ、多くの人の苦しみや悲しみが無駄になる。

最悪のシナリオとは、「喉もと過ぎれば」的に、大きな危険と悲劇が潜在する元の社会に、無感覚に、無批判に、無反省に戻ってしまうことだ。



投票ついでに近くの公園へ。今日は満開でした。

                     枝垂れ桜


     

                                                   カモ君


                                                    カモ君夫婦






  
 自然はのどかだ。
 自然は人智を超えている。

 でも、原発には「想定外」があってはならない。
 「想定外」があるのなら、原発はこの世に存在してはならないのだ。