2010年5月23日日曜日

Viva!Bebop Jazz


 ETVの『schola音楽の学校・ジャズ編』を見終わり、バド・パウエルを聴きながらワインを一杯。

(今日はフリージャズのワークショップで、小学生がジャズマンになりきって、ピアニカを懸命に演奏しているのがすごく可愛かった!)

 今季のNHKは『ハーバード白熱教室』(“Good. What’s your name?”)や『ゲゲゲの女房』など、アタリ番組が多いが、『schola』もそのひとつ。

 特にこのジャズ編ではジャズの歴史が俯瞰できて、頭の中がすっきりと整理された。

 坂本龍一「教授」や山下洋輔さんらの鼎談はもとより、毎回エンディングで演奏されるセッションも素晴らしい。久しぶりに吉祥寺のジャズバーかライブハウスに行ってみたくなった。

 それにしても、国立音楽大学ニュータイド・ジャズ・オーケストラのレベルの高さには驚かされる。

 国立(くにたち)音楽大学といっても、所在地は国立市に隣接するT市。

 山下洋輔さんもT市在住だし、さらにいえば、わたしがあこがれる名ギタリストの岩見和彦さん(NANIWA EXP)も、たしかT市に住んでいらっしゃったと思う(もう引っ越されたかもしれないが)。ジャズバーがかつて多かったT市は、ジャズの街でもある。

 聞くところによると、国立音楽大学では来年度からジャズ専修が設置され、ナベサダさんや同大学OBの山下洋輔さん、そして「千手観音」のごとき神業ドラミングで黄金期のカシオペアファンを魅了した神保彰さんら超一流ミュージシャンを招聘・客員教授に迎えるそうだ。 
 なんと、ぜいたくな!

 来週のテーマは『ドラムとベースの成り立ち』。YMOのメンバーが集結するらしい。
 これも楽しみ。
 あくまで個人的な願望だが、フュージョン特集やギタリスト特集などが放送予定に加わると、狂喜乱舞するのだが。